会長の寸田公治さんが紹介します。
現在、寸田さんは大垣の菓子メーカーの会長さんでもあります。
☆団体の概容
平成27年4月よりスタートした市民活動団体です。西濃地域の高校生を対象として『未来のリーダー育成塾』を立ち上げました。私の歩んできたPTAをはじめ教育界や青年団隊やロータリークラブや研修セミナー等での学びや人生経験から得た「成功する考え方」等を大人になる前の高校生に学んではもらうのです。そして、斬新なアイデアを出し、夢や希望を実現し、周りから信頼されるリーダーになって地域や社会を活性化して、西濃地域から優秀な人材(成功者)を多数輩出するのが目的です。それが私の夢でもあり、それが私の郷土愛(郷土への恩返し)かもしれません。
☆活動していて楽しいことは何ですか?
これまで大垣北高、大垣商業高校、大垣工業高校、大垣養老高校、大垣日大高校、大垣桜高校、池田高校の7校で講座を開催してきました。何よりの楽しいことは、生徒さんの書いた感想文を読む事です。多くの生徒さんが「今までこの様な話を聞くことがなく、本日の講演は非常に勉強になりました。今日の学びを活かして、自分の人生をもっと前向きにプラス思考で頑張っていきたい!」や「今日の講演は、自分の考え方を改めるきっかけとなりました。ミスを恐れず、もっとチャレンジする事大切だと思いました。」等と、自分はどのように考えて、どのように生きて行くのが一番良いかという事が理解でき、その方向に向かって頑張って生きて行こう!という強い思いが伝わってくるのが一番楽しく、非常にうれしいです。
☆何か困っていることはありますか?
講座の開催を各校にアポイントを取りつつも飛び込みでお願い訪問をします。初対面の校長先生に胡散臭いと見られるのも当然です。そこのところをまちづくり支援センターさんに同伴いただき協力いただいています。学校とも良い関係ができても、校長先生が代わるとまた振出しになってしまいます。ここのところが何とかならないものでしょうか。
☆これからどんな活動をしていきたいですか?
各校の先生も生徒が代わっていきますので、恒常的に講座が開催できる様にして、西濃地域で開催できる高校を少しづつ増やしていきたいです。そして、生徒目線の内容を多くして、レクチャースキルを磨き、生徒さんに喜びと強い感動を与えて、説得力のある講座を目指していきたいです。
★レポーターからワンポイント
寸田会長のすごいのは諦めないことです。いくら学校が受け入れてくれそうでなくても、メール、チラシ等駆使してうったえていく粘り強さと、誰にでも教えを乞う謙虚さは凄いです。
寸田会長の困りごとにもありましたように、決定権のある校長先生が2~3年で転校、退職され繋がっていかないのが悩みです。企業も然りです担当者が代わるとゼロベースの関係に戻ってしまうことが往々にあります。市民活動の大きな悩みです。市民活動は人間関係がことの成否に大きく左右されます。